不動産購入の不思議、地面の話
ラクジュ本橋哲幸 (2014年2月24日 19:13)|コメント(0)|| トラックバック(0)
家が建つ地面の強さは、買うまで分からない!!
不動産購入時、特に土地を買って家づくりを考える方に
実は、土地を購入するまで地面がどれくらい強度があるか分からないってことを知っていますか!!
土地を購入して家を建てる時、良い家の要素は
1.良い立地(駅が近いなど)
2.良い土地(建物を支える良い地盤)
3.良い建物(これは当然ですね!)
と、私は家づくり勉強会などで話しています。
まあ、立地に関しては正直人それぞれの考え方があり一概には言えませんが
地震時の揺れなどに影響を与える土地の地盤が良いのか悪いのかは
正直、建築コストにも関わりますので興味があると思います。
特に土地を購入して注文住宅を建てようと考えている方はそうだと思います。
でも、実は土地購入をするにあたって、地面の強さを知ることが現実出来ません。
これは、不動産業界にいても少し疑問があることろです。
建て替えなどそこに以前から暮らしている方なら、建替え時に地盤補強が必要な土地であっても
ある程度は理解できますけれどね・・・
では、なぜ何千万円もする土地を購入する時、地面の強さを調べることが出来ないのでしょうか?
それは、土地の価格には、地面の強さは含まれないとうか、その部分は建築で何とかなるので
土地評価に値しないという事だと私は理解しました。
でも、実際には地盤補強工事は、50~150万円程度掛かります。
仮に、補強が必要ない良好な土地と150万円掛かる土地では総予算で考えると
大きなコストアップですね。
でも、土地を購入するときは、土地の強さを知ることが出来ません・・・
まるで、くじ引きをするような感覚ですね。
では、どうしたら安心して買えるかですが、今できる対策は、地盤補強工事を予算に入れるしかありません。
もともと、地盤補強が必要を思えば、土地を買った後、予算で苦しむこともありませんので・・・
なので、私がサポートして土地を購入して家づくりをする方は、地盤補強工事を見ていますので
ある程度安心は出来るのです。
それにしても、土地購入は難しい判断がたくさんありますね!