断熱材とはーその2

ラクジュ本橋哲幸 (2010年7月 7日 15:44)|コメント(0)| トラックバック(0)

断熱材とは - その2

家づくりにおいて、断熱はとっても重要な要素です。

断熱というものは、どういうものか?

そもそも、熱を遮断する最も性能の高い状態は、真空の状態です。

真空では、熱伝導はしませんが熱は違う方法でも伝わります。

熱の移動は、伝導、放射、対流があります。

伝導と対流は、物質がないとおこりません。真空では、まさに何もないので熱は伝わりません。

でも、放射は当然ですが伝わります。

良い例が、太陽がそれです。太陽は、放射熱を地球にあてて地球に熱が伝わってきます。

ということは、真空にしただけでは当然に完全に断熱できるわけではありませんね。

次に断熱性能が高いのが、気体です。固体、液体、気体では、物質の密度が後者ほど過疎なので

当然、伝導、対流が最も少ないことになります。

そう考えると、この大気=空気は、最良の断熱素材です。

断熱の基本は、この空気を如何に滞留しないで留めておくかが課題です。

その中で、いろいろな素材に気体を閉じ込めて断熱しているのが、いわゆる断熱素材です。

次回は、断熱素材の種類、断熱工法などをお伝えします。

設計工房ラクジュの家づくりは、素材ひとつ一つ、工法や造りからまでを、しっかり見定めて

本当に価値のある家づくりをご提案したいと思います。

株式会社ラクジュ 本橋

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