家を支える地面の話その2

ラクジュ本橋哲幸 (2010年12月16日 21:51)|コメント(0)| トラックバック(0)

地面の下のお話です。

家づくりを行うことは、当然ですが地球の上に建てますね。

地面の良し悪しで、家の安全性が大きく変わりますね。

通常、木造2階や3階建ての場合でも、マンションや大きなビルは当然ですが

地盤の性質や強さを調査して、建物を適正に支えるか判断してから建てます。

地面から受ける力は、大きく分けて2つです。

建物を支える力と地震による振動力です。

まず大事なのは、建物が沈まないように、地面の支える力を科学的に調査するのが地盤調査です。

地盤調査には、いろいろな方法がありますが、戸建て住宅で、最も使われるのがスウェーデンサンディング試験という方法です。

この地面の強さを数値化する作業は、実は難しいく、そして正確に算出されているか検証することができません。

ここに、現在の地盤の考え方がとても難しく、そして兎に角、安全方向に考えられています。

090511001.jpg 地盤補強工事(地盤改良)

もし、家を建てて、数年で家が傾いたら大変ですよね!

当然、施工会社もそんなことが起これば、信用も失い、保証も大変ですね。

現在は、瑕疵担保責任法により、地盤の不動沈下(建物が地面に沈み込む)ことによる保証を強制的に付ける法律があり

公的な第三者機関が、施工会社が保証できなくても保証できるようにとなっています。

家づくりを行う、建築主としては、安心ですね。

ただし、保証する側は、当然保証しないといけないので

より慎重になります。

そうです、実際に地盤補強工事(地盤改良工事)は、多額の費用がかかります。

この多額の費用は、すべて建築主(お客様)に負担が廻ります。

この辺りが少し問題なのです。

この問題は、実際に家づくりをしている人間は、きっと皆持っていると思います。

なぜなら、あまりにも補強工事をしないといけない状況が多いからです。

この問題に関して、よりよい方向を考えた企業があります。

次回は、その企業についてお話します。そして地面の2つ目の力、地震力について

ラクジュ 本橋

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