家を支える地面の話その3

ラクジュ本橋哲幸 (2011年1月26日 15:56)|コメント(0)| トラックバック(0)

地盤のお話し3話目です。

地盤は、家づくりを考える上で重要な要素であります。

ただ地面の下の話なので、あまり興味の無い方も多いかと思います。

そして、家づくりを真剣に考えた時、例えばハウスメーカーや工務店に見積もりを依頼した時

初めて地盤補強工事、地盤改良工事などの説明を受けて知る方が多いと思います。

まず間違えやすい事を正確に理解しましょう!

一番勘違いすることは、地盤改良工事を行えば地震に強い家が出来ると思うことです。

これは、間違いです!

軟弱な地盤に地盤改良を行うのは、不動沈下(建物が斜めになってしまう現象)対策です。

大地震時の揺れが少なくなる可能性はありますが、地盤改良工事は、不動沈下対策です。

そして、決して調査データーのみで、地盤改良工事が必要かを鵜呑みにしないことです。

地盤改良工事が必要です! そうですか!って納得しないことです。

そこで最近は、地盤調査の結果を第三者の企業がもう一度判断をする

地盤のセカンドオピニオンを行う会社があります。

地盤ネットという会社です。

この会社は、調査データーを基に、本当に地盤改良工事が必要か再考察すし

必要のない工事を無くそうと考えている会社です。

地盤のことはわからない、興味無いなどで、業者の言いなりになり多額のコストを掛けることは

費用面もそうですが、土壌汚染などエコロジーの観点で良くないと考えている会社です。

この様な、第三者に再考察して頂くことが、最も地盤にとって良い事でしょう。

私どもの家づくりでは、お客様に最も信頼のおける、最もコストを掛けない方法を常に提案します。

それこそが、真の価値のある家(ローコスト)につながると思っています。

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