家の傾き

ラクジュ本橋哲幸 (2011年3月30日 19:07)|コメント(0)| トラックバック(0)

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家の傾きを調査します。

家の傾きといっても、例えば柱、床などの水平・垂直を調べることです。

柱が傾いていれば、当然、家としてはあまり良くない状況ですね。

柱や壁の傾きには3種類の原因が考えられます。

1つ目は、地盤が傾いている場合

2つ目は、基礎より上の建物が全体的に傾いている場合

3つ目は、その部分のみ施工不良で傾いている場合です。

110330008.jpg

最も重症なのが、当然ですが1つ目の地盤の傾きです。

不同沈下といいますが、地盤が軟らかい部分が沈んでしまった状況です。

この場合は、床を調べると解ります。床も傾いているからです。

地盤による不同沈下は、直すのがとても困難です。

柱・壁・床などの傾きですが、品確法などに6/1000未満が不良という基準なります。

床で考えれば、3mの長さで、18ミリの高低差があると良くないこととなります。

この様な、基準を基に、住宅の評価をしています。

ラクジュ 本橋

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